鶴のひと声日記（＾－＾）

今宵、丑三つ時に私の中学の時の親友についてお話しましょう。

同級生だった彼は、社会人になって間もないある日、我が家を訪ねて来ました。

「おはよー」

「おぅ、入れぇ」

「これ、やる」

見ると、LP盤がたくさん。

「えっ、くいるなが?」

「おぅ」

沢山ある中から、

エアロスミス　「ト゜ロー・ザ・ライン」
ヴァン・ヘイレン　「炎の導火線」
ディープ・パープル　「イン・ロック」

を、もらうことにしました。

それから数時間世間話などをした後彼は帰って行きました。

「いったい、どうしたんだろう?　どっかさ行ってしまうなでなんろの」

と、いう不安感。




その日の午後、

「こんにちわ~」

と、また彼。　手には貸しレコード屋の袋(その当時は貸しレコード屋というのがあった)。

「これ、テープさ録音してくれっちゃ」

中を見てみると、なんと、ボブ・マーリーのLP盤たくさん・・・・・

そう、彼はロケンロールから、レゲエに転身したのでした

ターンテーブルにレコードを乗せ、針を落とすと、

甲高いスネアの音、カンカンカ~ン♪
コードを刻むギター、ズンチャ、ズンチャ♪
語るような歌声、ホニャラララ~~イ♪

「すごいのぅ」

彼は感無量の様子でした(ToT)/~~~

あれから、二十数年、彼がドレッドヘアになっていない事を願ってます。


【追伸】
彼とは、フランダースの犬のテーマ曲のことで口論になった事があります。
「パトラッシュ、僕のとも~だち…♪」だと彼、
「パトラッシュ、僕の~、ともだっち・・・♪」だと俺

(^_^;)


あっ、

【追伸2】
親友Bは、あらいぐまラスカルの鳴き真似が出来ます。
ミャ~、ミャ~


変なヤツらばっかりだ(自分も含めて)(^_^;)